
2019.7.10
小画仙紙を普通画仙紙と呼び、他に中画仙紙・大画仙紙もあり、別名、五尺宣・六尺宣とも呼びます。 紙の厚さは漉き方によって異なり、単宣・重単宣・二層紙・三層紙等と表現する場合もあります。 仮名用には加工された紙を使います。
手漉きの紙は繊維が自然呼吸をしていますので3年、5年、10年と時を越すごとに繊維が引き締まり、滲み、基線などより良い書き味を発揮します。保管は湿気の少ない風通しの良い場所に置いてください。
この商標の本画仙(宣紙)は、中国安徽省の涇県で製造され「紙寿千年」と称された紙です。竹・藁・青檀皮を原料として作られ、原料配分や厚さによって種類が分かれています。紅星牌は中国宣紙集団公司の登録商標です。
札 花→精製綿料棉連→綿料棉連→羅 紋→単 宣→重単宣→浄 皮→夾 宣→二層夾宣→三層夾宣
※左から右へ段々と厚くなります。
玉石で研ぎ出した蝋を、本画仙の表面に擦り込み、加工した上海加工の玉版箋。2011年に最後の職人が退職し、現在では製造されておりません。紅星牌の工場で生産されている玉版箋(熟、生と呼ばれる)とは加工方法が異なるようです。
商品一覧を見る※未在庫の場合各メーカーの商品の取り寄せが出来ます。